解決事例

交渉によって責任追及に成功した事例 適切な障害等級を獲得した事例

適切な障害等級を獲得した事例

case02

眼の障害について、何度も医療照会を行い、
診断書記載時の留意点を主治医に指摘し、妥当な後遺障害等級を獲得した

Y君(当時中学1年生)は、学校行事でグラウンドにて草むしりをしていたところ、同級生が遊びで投げたボールが左眼にあたり、左眼を怪我しました。Y君は、保健室で少しの間安静にしていましたが、眼の腫れが引かないことから、学校側はご両親に迎えに来てもらい、Y君は眼科を受診することになりました。

その後、ご両親は、Y君の治療を続けるとともに、学校側に案内されるままに学校側及び加害児童の親が加入していた保険との折衝を続けていました。しかし、ご両親は、事故から8か月を経過しても治療費が自費負担となっていることに悩み、学校に言われるままに事を進めてよいものかと考えていたところ、サリュのホームページを見つけました。

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サリュは、まず、そもそものY君の眼の症状の精査を行うため、今までの治療状況が記載された診断書を取り付け、精査しました。診断書の記載をみると、Y君は左眼に網膜剥離という傷害を負っていました。この傷害は長期の治療を要するとともに、複視という物が二重に見える症状が残るかもしれないため、サリュは、主治医に予想される治療期間とY君の左眼の状態について主治医から意見をもらいました。

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サリュは、受任からY君が治療を終えるまでの約1年の間、主治医に意見を求めたり、診断書を取り付けたり、Y君の症状を把握することに努めました。事故から約2年を経過したころ、左眼で見たら物が二重に見えるという複視の状態が回復しなかったため、これ以上治療しても効果は薄いと考え、最終診断を迎えることとしました。

最終診断には、障害診断書という、後遺障害が残っていることを示す主治医の診断書が必要なのですが、実は学校事故というものはまだ社会一般に知られていないため、多くの医師はこの診断書の書き方を知りません。サリュは、主治医に記載上の留意点を伝え、行ってほしい検査を依頼し、障害診断書と併せて別の診断書も主治医に作成してもらうこととしました。

その結果、Y君の症状を的確に反映した後遺障害等級10級という結果を獲得することができました。
実は、子どもは回復力が早いということもあり、症状が残っていても、後遺障害として認定されることは多くありません。サリュは、治療中からY君の症状を把握することに努め、障害診断書に必要な記載を主治医にお願いするとともに、必要な検査案内を行いました。その結果、Y君の症状を反映した後遺障害等級を獲得することができました。

Yさんのご両親からは、非常に長く苦しい戦いだったが、子供の眼の症状がきちんと認定されて安堵したというお言葉とともに、感謝のお言葉をいただきました。

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